REPORT|ミモザ&ローズマリーのリース作り
流れーる季節の真ん中でー♪
3月9日。雲ひとつない快晴になりました。今日はミモザ&ローズマリーのリースワークショップ。
外は3月の風の香りが立ち込め、室内は本日の花材の香りが立ち込めています。
ミモザのリースの花材はこちら。
ミモザは二種類用意しました。淡い色の方もこれはこれで良さそうでしょ。今回はローズマリーもあるからいつも以上に香ってます。
まずはコンパスワークショップでは恒例のワークショップ前の簡単なミニワーク。
今回は「私だったらこんなリースがこんな場所に飾りたい」を絵や言葉でアウトプットしてもらいました。
普通にワークショップを進めると、見本作品や今まで見てきたリースのイメージに引きずられてしまいがち・・・そうすると出来上がるのは、いわゆる一般的なリース。でも一般的なリースの作り方ならいまやネット動画にありますよね。
コンパスではすべての人が創造力を持っているという前提のもと、つくるという体験をとおして、自分の持っている創造力に近づきに行ってもらっています。今回、一般的なリースではなく、自分の欲しいリース側に意識を持っていってもらいましたが果たしてどんなリースが完成するのでしょうか。
さて、リース作りは時間も要するので、ミニワークが終わったら早速リース作り開始。花材説明後、リースのパーツ作りに取りとりかかるみなさん。
今日は教室が黄色すぎ・・笑
菜の花畑にいるようなワークテーブルの模様をご覧ください。
束がだいぶできてきました。
例のごとく今日もみなさんすごく集中されている。自分のリースに集中されている。この無心になれている時間がいいんですよね。
リース作りはワイヤーも巻いていくので、
リースの輪郭が見え始める頃には、
程よい疲労感も・・・・
今日は教室にかすみ草のガーランドを飾りました。
息抜きに眺めてもらえればと思いましたがみなさん制作に集中されています。
だいぶできてきましたよー!
こちらの方、葉の使い方がお上手。
表情があります。
これも面白い配置。
バイカラーのようにも見えますが、種類違いのミモザが黄緑のゾーンをつくっていたり、イエローやグリーンのゾーンも細かく花が入れてあって繊細な作りになっています。
飾る高さでも作品をチェック。ミモザが風に流れているような表情もあっていい感じです。
最後は、壁にかけて飾れるようにワイヤーでひっけける輪をつくって完成!みなさま制作お疲れさまでした。
今回は出来上がったそれぞれの作品を壁にかけて見ました。横アングルのためわかりにくいですが、全く同じ花材でこれだけいろんな表情のリースが完成、圧巻の景色!
みんないい。
みんなバラバラでいい。
壁に飾ったリース。みんな同じだったら、一番見本に近いものが美しく見えたかもしれません。でも今回出来上がった作品にはそれぞれ個性に富んでいて、この壁面がとても豊かに感じられました。
出来上がったリースを眺めていて、見本に忠実に早く・正しく・再現するはロボやAIに、私たちは好き、楽しい、あっと驚かせたいという感情や、みたり、触ったりという感覚を研ぎ澄ましていくことが大切なのかもしれない・・・なんてこと考えていました。
ともかく、皆さん素晴らしい作品でした!
ご参加いただきありがとうございました!
コンパスでは引き続き、くらしをテーマにしたワークショップを実施します。テーマはごくごく身近ですが、手を動かしながら、感じてみながら、考えながら、これからの時代の歩みの方のヒントを皆さんと共有していければと思います
3月はさんいんまちなかALWAYS主催のワークショップ3本をコンパスで開催。コンパスは協力という形式でワークショップ企画にたずさわっています。どのワークショップも自分の力を引き出す構成になっております。
ぜひお気軽にご参加くださいね!